『食べたいが見つかるラジオ』⑧7/26は餅!!【土用の丑の日】土用餅!!
- 手舞足踏 なかむら

- 2 時間前
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こんにちは。
都内某所でいわゆるリラクゼーションサロン手舞足踏を営み、エッセンシャルオイルの調香や漢方茶の調合をし販売などしている中村です。
先週の暑さにすっかり参ってしまってませんか?
私は、参ってます。実に。
そんな私は最近とある梅に助けられています。話梅(ワームイ、ファーメイ)という。
塩分と甘味と酸味でどうにか命を繋いでいます。
いい仕入れ先を見つけたので近日販売できるかなと思います。
この番組は、
『食べたいが見つかるラジオ』と題しまして、
カレンダーの食の記念日を入り口に、
食べ物の背景にある文化や歴史、物語、
食から広がる世界の話、
身体を労わる知恵や思い出話、
時にはおすすめのお店などをご紹介します。
明日、食べるのが少し楽しみになるような、小さな種を蒔く番組です。
毎週土曜日21:00~
週末の予定に少しだけ新しい景色を加えられたら。
そう願う“祈り手”としての『食べたい』が見つかるラジオです。
と言いながら今回の配信は月曜日の夜に配信となりました。
週末にあれこれと事情があり、今週末もラジオが取れませんでした。
申し訳ありませんでした。
これ本当に曜日変えようかなと今検討中です。
音声ver.はこちら。
さて、7/26は餅【夏の土用の丑】の日!!
①餅【夏の土用の丑】土用餅!!
土用餅とは
暑さが厳しい土用の入りの日に食べる餅です。
土用の丑の日には体力を補うため、うなぎやうどん、梅干しなどを食べる風習があり、土用もちもそのひとつ。
その発祥は宮中で丸めた餅を味噌汁に入れて食べる習慣に由来するとされています。
やがて宮中での習慣が変化し、江戸時代ごろには小豆餡に包んだ餅を食べるように
なりました。
赤色の小豆は邪気を払い、災難をよけるとされ、餅は力が付くと信じられていたことが理由です。
体力を消耗する夏の土用の入りに土用もちを食べることで、暑さに負けず無病息災に過ごせるといわれています。
土用とは
季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬の前のおよそ18日間を指し、次の季節に変わる準備期間とされています。立秋の前の「夏の土用」が一般的な季節の行事として定着しています。
夏から秋に移り変わる夏の土用は、暑さで体力を消耗しやすい時期。体力を補うために、胃腸に負担のかからない滋養に良い食べものを摂る習慣があります。
土用の期間内に1~2回訪れる丑の日は「土用の丑の日」と呼ばれ、「う」のつく食材を食べると夏バテしないといわれていますよ。代表的な食べものはうなぎで、食欲増進や疲労回復効果が期待されています。
2026年の土用の丑の日は、7月26日(日)です。
まさに今回の配信で照準を定めていたその日でした!!
②土用餅の漢方薬膳的解説
土用餅はもち米、小豆、砂糖あたりが主な材料となっていますので、
今回は、もち米、小豆、そして砂糖を解説します。
また、土用餅を黒糖で作るお店もあるので、白砂糖、黒砂糖、またオマケとして氷砂糖それぞれの解説もしていきます。
砂糖の違いがわかれば体質や状況に合わせた使い分けができます。
まずは、
【もち米】
性味:甘/温
帰経:脾・胃・肺
甘くて食べることで温まり、お腹や肺にいいです。
補中益気:お腹を元気にしてパワーアップします。
健脾止瀉:お腹を立て直して下痢を止めます。
固渋:キュッと引き締める効果があります。ダラダラかく汗や頻尿に効果的です。
つまりは、冷えて疲れた人におすすめです。
《もち米が不向きな人》
痰湿溜まりやすい人:ベタベタした水が体の中に溜まっている人。
お腹が張るひと:悪化します。
体が熱ぽい人:もち米は温めるので熱症のひとは不向きです。炎症を招きます。
【小豆】
性味:甘酸/平
帰経:心、小腸、脾
味は甘く酸味があり、食べることで温めも冷ましもしない平性。
心(血巡り、メンタル、精神活動)や小腸(消化吸収、体に要るもの要らないものを分ける)、お腹に良いことがわかります。
利水消腫:水巡りを良くして腫瘍、腫れ物、できものを小さくします。
解毒排膿:ニキビや腫れ物の治りを良くする。溜まった膿を体外に出す働きます。
むくみ全般に良く、余分な熱をとり、毒素を分解して膿をします。
吹き出物、腫れ物にいい。
膀胱炎、排尿異常に良い。
黄疸、母乳不足に良い。
【砂糖】
白砂糖
性味:甘/平
帰経:脾、肺
温めも冷やしもしない性質でお腹と肺に良いです。
和中緩急:お腹の痛みを和らげます。
生津潤燥:水を産み、乾燥を潤わせます。
脾に良く虚弱体質の改善に良い。
潤す効果があるので空咳、喉の渇きに良い。
黒砂糖
性味:甘/温
帰経:肝、脾、胃
温める性質があり、肝(気巡り、新陳代謝、血の貯蔵)やお腹に良いです。
補脾緩肝:お腹を補い、イライラを治めます。
活血散鬱:血巡りを良くし、つまりやイライラを発散させます。
産後の体力回復、異常出血に良い。
不正出血や貧血、血行を良くしお腹を温めるので冷えが原因の生理痛、生理不順、
下痢などに良い。
初期の風寒(寒気のする汗の出ない風邪)に良い。
氷砂糖
性味:甘/平
帰経:脾、肺
補中益気:お腹を元気にしてパワーアップします。
和胃潤肺:胃の調子を良くし、肺を潤します。
止咳化痰:咳を止め、痰の切れを良くします。
養陰止汗:体を潤わせる陰液(血、水)を養い、自分の潤いで自分の熱を冷まし汗を
止めます。
元気をつけるので慢性疲労、多汗、食欲不振に良い。
潤すので空咳、乾燥肌に良い、寝汗にも良い。
③土用餅が食べられるチャンス
和菓子屋さんなどで7月の下旬に数日間販売されます。
今回、私は老舗のとらやさんに照準を定めたのですが、数量限定、あまりの人気で仕事の後に行くのでは間に合わないかもと電話で問い合わせたらお昼過ぎの時点で売り切れでした。
なかなかハードルが高い・・・。
スーパーでは土用餅のポップを貼り、普段から販売しているあんころ餅をイベント仕様に
盛り立てていました。
それでもいいんだけど、もう少し手が届きやすく、季節の限定感、特別感があるものはないかと探した結果、
セブンイレブンが土用の丑の日に合わせて土用餅を販売していたのです!!
今年は購入できませんでしたが、その話をした友達は購入できたらしく、おいしかった
とのことです。
来年の土用の丑の日、私はまずもう少し周到にとらやで購入を目指し、難しければセブンイレブンにかけます!!
④コンビニの役割
セブンイレブンが土用餅を販売し始めたのはいつからなのか。
調べてみたのですが、確実な情報はわからなかったものの、一番古いブログで
セブンイレブンの土曜餅について書いてあるものは2020年のものでした。
それ以前に地域や数量を限定して販売していたことは十分考えられるので、正確なことは、セブンイレブンに直接問い合わせるしかありません。
そして、この土用餅と同じ現象として一番に思いつくのは恵方巻きですね。
関西圏の文化である恵方巻きを1995年に地域限定から西日本に拡大。
1998年に全国のセブンイレブンで販売を開始。
2000年以降は他コンビニやスーパー、百貨店も追随し、今や節分といえば恵方巻き
というイメージがすっかり定着しました。
近年、日本の暦に関心を持つ人が増えて暦や季節の本などの新刊が出ているのが
目立ちます。
これは私の予想ですが、そういった季節の、日本の伝統的な、少し特別なものをリリースし文化もコンビニエンスに手に入るようにしようと今後セブンイレブンは注力していくのではないかと思います。
コンビニスイーツはもう定着したものの一流のお店には敵わない。
和菓子、洋菓子、世界の珍しいスイーツやこんなのあったらいいなというところを押さえつつ、日本古来の食文化の復古を目指すのではないでしょうか。
文化的な評価を得られる他に、習慣、慣習として定着させやすいコンビニという業態は強みです。
また文化になぞらえれば、奇抜な新商品よりも安定感と歴史の裏付けがあり、監修や商品開発のコストも下げられるのではないかと思います。
地域のお菓子屋さん、文房具屋さん、定食屋さんが減って、夜まで光るコンビニがそこにあるということに我々もすっかり慣れてしまいましたが、街の中での役割はコンビニエンス
ストア各社考えているのではないかと思います。
コンビニに行くと余計なものを買ってしまうし節約のために行かないようにしていますが、時々行って、余計なものを買う。その中で、文化も拾える場所になるかもしれません。
信じるか信じないかは、あなた次第です。
ありがとうございました。
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