『食べたいが見つかるラジオ』④6/28はパフェの日!!
- 手舞足踏 なかむら

- 2 日前
- 読了時間: 9分

こんにちは。
早いもので、『食べたいが見つかるラジオ』4回目となりました。
ということは開始して約1ヶ月。
週一回のラジオがこんなに生活を追いたててくるものとは知りませんでした。
が、後悔はしてません!!
皆様私個人宛てに感想をいろんな媒体でお伝えくださるのでとても嬉しく思っております。
本当にありがとうございます。
今後も是非ご感想やちょっと思い出したことなど、お寄せください。
皆様の貴重なお時間をいただいておりますので、手土産くらいは持ち帰れるレベルの放送になる様、しっかり準備をしていきますので、今後ともよろしくお願いします。
さて、この番組は、
『食べたいが見つかるラジオ』と題しまして、
カレンダーの食の記念日を入り口に、
食べ物の背景にある文化や歴史、物語。
食から広がる世界の話。
身体を労わる知恵や思い出話。
時にはおすすめのお店などをご紹介します。
明日、食べるのが少し楽しみになるような、小さな種を蒔く番組です。
週末の予定に少しだけ新しい景色を加えられたら。
そう願う“祈り手”としての『食べたい』が見つかるラジオです。
毎週土曜日21:00に配信しております。
聞いてみようかなという方はこちらから
前置きが長くなりましたが、
6/28は…パフェの日!!
①パフェの日の由来
パフェの愛好家とパフェを扱う洋菓子業界が制定。
1950年のこの日、巨人の藤本英雄(ふじもと ひでお)投手が日本プロ野球史上初のパーフェクトゲーム(完全試合)を達成ししました。
洋風冷菓子の一つである「パフェ(parfait)」がフランス語で「完全な(パーフェクト)」という意味があるところから、「完全試合」に通ずるとして記念日とされました。
とのことで、
パフェ、お好きですか?
私は好きですよ。もちろん。
ただ緊張はします。
その完璧を崩して食す分、作った人が描いた完璧を享受するためのいい状態の自分を保つ緊張感がある、というか、緊張感を自分にある種、課すので、よそ行きの服を着て出かけるような心地というか。
作り手はきっともっと気楽に食べてもらいたいかもですけど。
だから私はアメリカ人がノリで作った様なパフェが好きですね。
大胆で気楽で。
あと物理的に、変な崩し方してこぼさない様に、服につかない様にとかそういうのもありますね。
②パフェの歴史
さて、パフェの歴史を見ていきたいと思います。
パフェという名前は、フランス語で「完璧」を意味する「parfait」パルフェから来ています。
19世紀、フランスで誕生したパフェは、冷凍したクリームをグラスに盛り付けたシンプルで洗練されたデザートとして親しまれていました。
と説明されている記事と、もう一つ、
パルフェとはもともとは生クリームをコーヒーに加えて冷やし固めた冷菓でした。「完璧なコーヒー」という意味で「Parfait au cafe(パルフェ・オ・カフェ)」と呼ばれていました。
という話もあり、どちらにせよ今の姿とは結構違っていた、ということですね。
今の形に近づいたのは、新しいデザートを考案していたシェフが冷凍クリームやフルーツをたまたまワイングラスに盛り付けてみたところ、それが好評だったという経緯があったようです。
私が働いていたイスラエルレストランにはテヒーニパルフェなるデザートがありまして、それは白胡麻のアイスクリームに蜂蜜をライン状にかけ、ミントを乗せた、かつてのパフェに近いものでした。
日本には珍しい原型の残ったパルフェを提供していたんだなと改めて思います。
いまでもそのお店はあるんですけど、今は中のスタッフなど総入れ替えしてユダヤ教の食戒律に厳格なコーシャの称号を得て運営しているので、メニューなども変わっているし、かつてのデザート類、パン類を作れる人がいるのかもわからないので、過去の産物になってしまったかもしれません。
ただでさえ情報の開示の仕方が独特なお店で、リニューアルして謎を一層深めた店になったので、そこに行けば食べられます!!とはお伝えできないので、ヒントだけ。
ユダヤ人の名前を冠した都内のイスラエルレストラン、とだけ言っておきますので、どうしてもという方はお電話等でお問い合わせください。
ちなみに私は長きに渡りホールなどやっていましたが、コロナ禍ではベーカリー担当で製パンも製菓もやっていたので、テヒーニパルフェ、作れます。
食べたい方はもはや私に言っていただいたほうが現実的かもしれません。
さて、日本でパフェが広まったのは大正時代。
銀座のカフェで、モダンでハイカラなデザートとして広まり、ここから日本でパフェは止まらぬ進化をし続けて行くことに…
③パフェ、パルフェ、サンデー問題
そしてパフェといえば、
パフェ、パルフェ、サンデー問題。
いわゆる呼び名どう違うの問題に直面しますよね。
パフェもパルフェも先ほど説明したので、大丈夫そうですかね。
パルフェがフランス語ですね。
そしてパフェはアメリカから日本に伝わって発音がパフェとなって広まり、独自の進化を遂げ今やデザートの王様に。というお話。
ちなみにパルフェのフランス語と英語の発音の違いのYouTubeを見てパルフェがパフェになったのを深く納得できたので、URL貼っておきます、是非聞いてみてください。
そして問題の、サンデー。
サンデー:
アメリカ生まれたパフェの一形態。
発祥は、諸説あるみたいですけど、日曜の礼拝帰りに甘いものを食べる習慣があって、アイスクリームにシロップをかけたデザートが人気を呼んだそうです。
日曜に食べるものとして販売したため、「サンデー」という名前になりましたが、キリスト教の聖なる日である日曜日と呼び方を分けるために、スペルを「Sunday」ではなく1文字だけ変えた 「Sundae」とされています。
現在は、パフェとの区別が曖昧になっていますが、丸みを帯びた低い器に盛られたものが「サンデー」、背の高い細長い器に盛られたのが「パフェ」と呼ばれることが多いようです。
ちょっとスッキリしましたか?
これで、メニューでパフェ、パルフェ、サンデーが乱用されていても冷静に対処できることでしょう。
④パフェの進化は止まらない!!
もう最近のパフェ事情はすごいですね。
昔はデパートやレストラン、ファミレス、カフェなどで日本独自のパフェが展開されていたと思うのですが、コロナ禍前後あたりから変な話、権力を持つパフェが出てきたなという印象があります。
権力というと聞こえが悪いけど、権威というか、芸術としてその作品を食べに行くという感じ。
20年10年前くらい前まではフルーツパーラーの高級フルーツを使ったパフェが3800円位で驚いたり憧れたりしていたのが、この5.6年で、限定の季節のパフェ5000円、完全予約制、でその予約もなかなか取れないという
選ばれし者、許された者のみ食べることができる選民パフェ!!
そういうパフェやお店が増えてきた印象があります。
パフェの単価アップにも繋がっていて、芸術的進化もですが、権威化にも、マーケットとしての拡大にも成功したのではないかと思います。
なかなか食べられないありがたい芸術的なパフェを、おしゃれをして食べに行く、というお金の使い方や時間の過ごし方は、自分のお金や時間の使い方をしっかり吟味する若い方にも見事にマッチしたと思います。
また、snsの発展も欠かせない要素でしょう。
そしてパフェ時代の進化は、芸術性や素材のアップグレード、想定外の組み合わせや、変わり種といった試行錯誤がなされて、必ずしも甘いものとは限らないお食事的なパフェや、甘いパフェとエビフライなどを合わせてみる体もメンタルも強そうな人向けのパフェなど様々ある中で私がご紹介したいのが、中華系薬膳パフェ。
西早稲田の甘露さんで食べられます。
白木耳やはと麦、蓮の実、タオジャオって桃の樹液だとかヘルシーで体に嬉しいパフェが食べられますので、是非行ってみてください。
こちらもURLを貼っておきます。
西早稲田 甘露
⑤私の好きなパフェ、これから食べたいパフェ
そして私の好きなパフェは、ロイヤルホストのヨーグルトジャーマニーです!!
ホットファッジサンデーも好きです。
なぜファミレスのパフェかと言えば、それがちょうどいい贅沢であり心地いい贅沢であるからです。
そして前回食べたのは何年前、あの頃はあーだったなとか、よくあの頃を乗り越えたよなーとか思い出しながら食べるわけですよ。
長い付き合いとなると食べる時に己の歴史までついてきます。
ちなみに若い頃、夜中までやってるカフェというかバーでアルコールとケーキのマリアージュに心血を注いでいたお店が近くにありまして。
今の夜パフェブームを待たず、20年くらい早くやりすぎたからか、閉店してしまったのですが。
例えばこのシャンパンにはこのイチゴのショートケーキ、という提案だとか、チーズケーキとワインだとか、お酒も飲むのに甘いものも食べたい私にとってまさに理想的なお店でした。
去年、半年くらいバイトしていた製菓のアトリエがそのお店の跡地で、倉庫には少しそのお店、bonの袋とか包材が残っているのを見て胸の奥がじんわりきました。
あの頃の私を支えてくれてありがとうと心の中で言いましたね。
そしてこれから食べたいパフェは、
よつ葉milk placeさん の、とうきびのパフェ。
これはもうある種想像がついてしまうのに食べたい。
コーン入りのアイスなんて作ればいいんですけど、やっぱりお席に座って差し出されたい。というわけです。
そして池袋の、
パフェテラス ミルキーウェイさん
こちらは星座がコンセプトの可愛いパフェやデザートが楽しめるお店で、小学生くらいからずっと憧れているのですが、一度も行ったことがないんです。
目の前を通ることがあっても、蟹座はこれかー。他の星座のパフェのが素敵だなとか毎度思ってため息混じりに見送っていたのですが、40歳くらいになってようやく他の星座の好きなパフェを頼んでいいんだよと人に言われて、じゃあ絶対今度行こう!!と思ったわけです。
30年近く温めていた淡い憧れはどんな結末を迎えるのか!!
機会があればブログに書こうと思うので是非、見守ってください。
さて、あれこれとパフェについて語ってきましたが、
多様なパフェがある中で、あなたの好きなパフェ、あなたの完璧なパフェは、どんなものでしょう??
ある人にとっては極上の素材や味、バランス、情景やストーリーを共に味わえるものであったり、その要素は様々かと思います。
誰と食べるかも大事ですが、一人で食べても、“完璧”と思える、その魅力に没頭できるパフェという独特なデザート。
複数の皿に手を伸ばすことなく、一つの空間にその全てが入っていて、そこで食べ始め、そこで食べ終わる。
人と食べても一人の自分の輪郭がくっきりしてくるような不思議な食べ物だと思います。
パフェがこれだけ愛されている理由、私はなんとなく、個を取り戻す、己を取り戻せる、自分と過ごせるからじゃないかと思います。
パフェは日本の禅と相性がいいんじゃないでしょうかね。
あくまで私の感想ですけど。
ちょっと最近自分、だいぶ侵食されてたな、取り戻したいなって方は是非、週末でも平日の夜でも、パフェを食べに行ってみてはいかがでしょうか??
では、よい週末をお過ごしください。ありがとうございました。
レコンキスタ!!

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