チャレンジを始めたきっかけ等はこちらをご覧ください。
1日目:4/19(火)
体の状態:長く続いた炎症傾向で皮膚、特に手の甲の炎症がひどい。痒みと麻疹が出ている。寝ている間に少し掻き壊している。油物を食べたせいか熱が強くそわそわして動悸も少しある。
オイルが狙う効果:清熱解毒。皮膚、心身の炎症を鎮火する。
使った精油:ジュニパー、ペパーミント、ブラックスプルース、レモングラス、ヴァイオレットリーフ
参考にしたもの:『すぐ使えるアロマの化学』川口美枝子さん著
第5章【2】湿疹、じんましん、アレルギーの肌トラブル
②対処策
・抗ヒスタミン シトラール
・副腎皮質ホルモン様 モノテルペン炭化水素類(針葉樹)
・冷却 メントール
情報をもとに採用した精油:
シトラール→レモングラス
モノテルペン炭化水素類(針葉樹)→ジュニパー、ブラックスプルース
メントール→ペパーミント
自分の感覚で選んだ精油:ヴァイオレットリーフ
上の理論にプラスして僅か彩りが欲しかった。ニオイスミレという名前の通り、葉のグリーンな香りの奥に芳しい可憐な花の香りを感じる。その香りによるストレスケアはもちろん文化的なブレンドを目指した。
また効能のベクトルも逆行しなはずと思ったため。
あと新しく入れたから使いたかった。
ヴァイオレットリーフについて調べ発見したこと:
エステル類 パルミチン酸エステル
マリーアントワネットやナポレオンも好んだ香りだそう。通りで文化的。
昔授業でそれを聞いたのを忘れていたのかもしれないけど、忘れていながら文化の香りを感じ取れた自分の鼻は誉めたい。
効能に、催眠作用、不眠症改善、鎮痛、抗炎症、痒みの緩和、とあり自分の感性への信頼が深まる。
そして催淫効果もあるそう。お客さまからオーダーメイドで香りを作って欲しいと依頼があった際にこういう情報こそが意外と生きる。
塗った感じ:
スッキリした感覚、且つスッキリで終わらない包容力があった。
スッキリしたオイルにありがちなスッキリだけしてその後の心もとない取り残された感がない。ヴァイオレットリーフとジュニパーのおかげかと思う。
香りも好みの素晴らしい香りだった。
過ごした感じ:
寝つきはよかった。肝心の痒みは穏やかな効果を実感した。炎症や熱症状は穏やかに抑えられていた思う。スースー感は強すぎず心地よかった。
前日1日中外に出ていた疲れもリカバーできていた。
欲を言えば痒みに関してはもっと効果があるともっとよかった。
といった具合で少し難しいことも紛れますが、この人はこうやって調合するんだってことを覗き見る感じで楽しんでいただけたら幸いです。
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