『食べたいが見つかるラジオ』⑦7/19 愛知のいちじくの日!!
- 手舞足踏 なかむら

- 7月27日
- 読了時間: 6分
更新日:7月28日

気の狂うような暑さと湿気。
その上しつこい雨。
流石に嫌になりますよね。
そして先日、そんな嫌な天候の中、目黒駅の階段で転んでしまって思いっきりお尻を打ちました。
雨で濡れた階段と雨仕様とは言い難い靴で見事に滑り、咄嗟に腹筋を使って頭は守ったのですが、迷走神経反射で気持ち悪くなってしまって寝込んだりしておりました。
ラジオ配信が遅くなってしまっただけではなく、ブログもだいぶ遅くなってしまって申し訳ないです。
さて、この番組は、
『食べたいが見つかるラジオ』と題しまして、
カレンダーの食の記念日を入り口に、
食べ物の背景にある文化や歴史、物語。
食から広がる世界の話。
身体を労わる知恵や思い出話。
時にはおすすめのお店などをご紹介します。
明日、食べるのが少し楽しみになるような、小さな種を蒔く番組です。
週末の予定に少しだけ新しい景色を加えられたら。
そう願う“祈り手”としての『食べたい』が見つかるラジオです。
毎週土曜日21:00に配信しております。
作業のお供にでもどうぞ。
①7/19 愛知のいちじくの日!!
愛知県名古屋市中区に本部を置き、県下のJA(農協)が会員となって設立された「JAあいち経済連」が制定。
日付は愛知県産のいちじくが数多く出回る7月から10月までの4ヵ月の、「いち(1)じく(9)」と読む語呂合わせからそれぞれ19日とした。県の特産物であり日本一の出荷量を誇る愛知県産のいちじくを、もっと多くの人にアピールして、その美味しさを知ってもらうことが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
【いちじくについて】
イチジク(無花果)は、クワ科イチジク属の落葉高木。原産地はアラビア南部。
不老長寿の果物とも呼ばれます。
「無花果」の字は、花を咲かせずに実をつけるように見えることに由来し、中国で名付けられた漢語だそうです。
実は実(花嚢)の「内側」に咲くため外から見えません。
私たちが普段食べている赤い粒々が花にあたります。
原産地に近いメソポタミアでは6千年以上前から栽培されていたことが知られていて、
地中海世界でもエジプト・ギリシアなどで紀元前から栽培されていました。
古代ローマでは最もありふれた果物の一つであり、甘味源としても重要であった。
日本には江戸時代初期、ペルシャから中国を経て、長崎に伝来しました。
日本に古く渡来したのが在来種で、のちに果樹として洋種が栽培されています。
果糖・ブドウ糖・ビタミン・カリウムなどの様々な成分が含まれ、食物繊維も豊富な独特の甘みのある果実。
また、1月19日は「いち(1)じく(19)」と読む語呂合わせから「はっぴいおかん・大阪いちじくの日」となっているそうですが、さて、はっぴいおかんとは?
流石にそこは調べませんでした。各自でぜひ!!
②いちじくの漢方薬膳的解説
性味:甘/平
帰経:肺、胃、大腸
清熱生津:熱を冷ます働き、潤わせる働き
利咽:喉の腫れ、痛みを和らげ、喉の渇き、空咳、
健脾開胃:胃腸を丈夫にし、食欲増進
通便:下痢、腸燥による便秘を改善する
【食べすぎない方がいい人/注意が必要な人】
腎臓機能が低下している方
いちじくにはカリウムが多く含まれています。腎臓の機能が低下している方が摂取すると、高カリウム血症を引き起こすリスクがあります。
重度の糖尿病で食事制限がある方
自然な甘みがあり血糖値の上昇は比較的緩やかですが、糖質が含まれているため食べ過ぎやカロリーオーバーには注意が必要です。
治療中の方は医師や管理栄養士に相談してください。
特定のタンパク質分解酵素に弱い方・アレルギー体質の方
皮に含まれる「フィシン」という酵素や、熟す前の白い樹液に触れると、口の中や唇、喉の周りが腫れたり痒くなったりする口腔アレルギー症候群を起こすことがあります。
特にラテックスアレルギーや花粉症(シラカバやハンノキなど)がある方は交差反応に注意が必要です。
お腹が弱く下痢をしやすい方
いちじくに含まれる水溶性食物繊維「ペクチン」の整腸作用により、食べ過ぎるとお腹が
緩くなることがあります。
③古巣の思い出の味
去年春までDEAN & DELUCA(ディーン&デルーカ)のキッチンで働いていたのですが、
その中でも大好きな惣菜があります。
「なすとイチジクのホワイトバルサミコマリネ」です。
なすといちじくのコンビネーションがびっくりするほど美味しくて、ローズマリーの香りとホワイトバルサミコの爽やかさで無限に食べたくなる味です。
デザートとして使われることの多いいちじくが見事しょっぱい系の惣菜になっている見事な一皿で、家でも何度も作りました。
レシピを載せたいところですが、社外秘といいのもありつつ、去年あたり本家からレシピ本が出ましたので是非そちらでご覧ください。
DEAN & DELUCAで一際目を引く美しいデリ惣菜(プリペアードフード)。シェフの手により仕立てられる数々のデリ惣菜は、季節ごとに変わる旬の食材を主役に、地中海料理をベースとしながらも世界中のエッセンスを取り入れて調理しています。
全メニューに共通する料理哲学、そして選りすぐりの69レシピをはじめ、DEAN & DELUCAがつくるプリペアードフードのすべてがわかる一冊ができました。
④今取り組んでいる味
今年我がサロン、手舞足踏のecサイトに流星のごとく現れ、ご好評いただいている『体験型!!薬膳鍋キット』の続編で8月半ばに新しく販売しようと思っている薬膳鍋のキットを今試作中なんです。
夏のこの暑さで気血を消耗してすっかりカラカラになった体に潤いをつけ、体に籠った余分な熱や気持ちをクールダウンしてくれる健やかなお鍋のキットなんですけど、とあるハーブが入っていて暑くても食べやすく爽やか。
タレもピーナッツとナンプラーとか、白胡麻のペーストと黒酢のコッテリとさっぱりを掛け合わせたものなどで検討しています。
で、そこにいちじくが入ります!!
秋の肺の乾燥(呼吸器や皮膚、もっというと便秘)や、夏場の暑さによる気血の消耗で血が足りなくなるとメンタルも崩れやすくなりますし、何より自分の熱を冷ましたり、潤わせることができなくなったりします。
そこで、いちじくやグリーンレーズン、龍眼、クコなどのフルーツ類
緑豆、白木耳、金針菜、蓮の実などの潤いのための具材、
そして穏やかに食欲や消化を促進させるスパイス類が入ったキットになる予定です。
販売開始しましたらまた、URL貼り付けておきますので是非チェックしてみて下さいね。
というわけで今回はいちじく。
もうしばらくすると市場でもお手頃な価格になってくると思いますが、まだ今は高いですね。とはいえ今はドライのいちじくも多く流通しているので、手軽に取り入れられるかなと思います。
そして高田馬場にあるいちじく鳥鍋で有名な中華屋さんもいつかいってみたいと思って半年以上経ってしまいましたが、絶対に行きたいのでまたどこかでご紹介できたらなと思います。
暑い夏を乗り切った先に、いちじくという味方がいると知っていれば、少しは安心してもらえましたかね。
それではまた、来週。
ありがとうございました。
コメント